昨日の続きで、
福乃友酒造の蔵の中を歩きながら無造作に撮った写真です。構図やデザインをあまり考えず無意識に撮ったものですが、自分の中ではとても大切に思っている写真です。狙いに狙って撮った写真は無造作に写した一枚に負けてしまう。写真の奥深さでもあり、面白いところ。
ブログを始めた頃は、ブログに載せるために写真を撮っていた時期もありました。けれども、なかなか思うような写真が撮れなくなってしまい、今ではそのようなスタンスで写真を撮ることはやめています。
福乃友の写真を撮り始めた頃が、自分の中ではひとつの転換期になっていたのかもしれません。あまり深く考えず、自分が見た景色を一枚の写真に納めよう。写真を撮る楽しさを忘れてしまっていた自分に、福乃友の蔵が「初心忘るべからず」と教えてくれたのではないかと思っています。