デジタルカメラって便利です。一番の利点は撮った写真をその場で確認できることでしょうか。失敗しても消去ボタンを押して削除してまた取り直せますからね。銀塩カメラの場合、現像に回さないと出来上がりを確認できません。仕上がりまで不安でドキドキです。
デジタルにはデジタルの良さがあるけれど、デジタルカメラで撮った写真は「カチッ」としすぎているような気がします。だから、デジタルカメラで撮影するときにはそのカチッとした感じを少し和らげる感じで、あまり絞り込まずに優しく仕上がるようイメージしながら撮影しています。一眼レフであればフィルターを付けて撮ってみるのもひとつの方法ですね。ソフト系の効果が得られるフィルターや、PLフィルター等はとても重宝しますので私も使うことが多いです。
写真を撮る上で一番心がけていることは、「撮りたい!」と言う気持ちを大切にすること。撮りたくない時は撮りません。ブログもお休みにしたり、別の日に撮った写真を使ったりしています。写真を撮ることが日々の「単純作業」になってしまわないよう、いつでも「写真を撮る楽しさ」を一番大切にしています。
散歩をしていたら家のすぐ側でカタクリの花を見つけました。まだ咲き始めなので群生している姿は撮れませんでしたが今年の初撮りです。時期的にまだ少し早いと思っていたので、思いがけずカタクリと出会えた嬉しさから構図などあまり考えずに何枚か撮ってきました。まだ蕾が多いので踏まないようにそっと近づいて。「春が来たよ!」という雰囲気だけ伝われば幸いです。
カタクリは花が咲くまでに7~8年もかかりますが、咲く期間は1週間と短いため、群生している場所と撮る時期がとても重要になってきます。
今年はどんなカタクリと出会えるのか今からワクワクしています。