本格的に写真を撮り始める前、「風景写真」というものは、美しい風景をのんびりと眺めて「綺麗だなあ~」なんてことを言いながら写真を撮るものだと思っていました。しかし実際には時間との勝負、その瞬間を押さえるために機材を背負って走ったり汗だくになりながら撮ることの方が圧倒的に多いです。小安峡の大憤湯を撮るときなんかはまさにその状態で、家で空模様を確認して「良さそうだな」と思ったらすぐに車で現場に向かい、300段近くある石段を駆け下りて。。おかげで三脚を据えるスピードも速くなりました。
日曜日の昼下がり、子供達の楽しそうな笑い声が聞こえてきそうな、そんな温かな一枚。