秋ノ宮でイワナの養殖をしている栗田さんから「黒キノコが出たから採りに(撮りに)来い!」と連絡があり、
多郎兵衛旅館の若旦那とうちの奥さんと3人で行ってきました。
竹の子採りや、山葡萄を採るので山に入った経験はありますが、そんなに奥へは行かないだろうと勝手な予想をして軽装備のまま秋ノ宮に向かいます。装備と言っても、カメラとレンズ2本をカメラバッグに入れ、タオルを2本、ペットボトルの烏龍茶500mlを1本、あとはガムを少々。こう書き出してみると、山に行くようなスタイルではありません!。
栗田さんの家に着くと「そんな長靴じゃダメだ」と早速ダメ出しをされ、スパイクが付いた地下足袋を渡される。見たことはあるけど、こんなもん履いたことないしカッコ悪いです。とりあえず靴下までお借りして自力で履いてみるものの、どうにも上手く履けない…。結局、栗田さんに履かせてもらう。何とも情けない。うちの奥さんも履かせてもらってますが、私もこの写真を撮る前にしっかりと履かせてもらいました。隣で犬も呆れてます。※履くのに手間取りこの時点で30分の遅れ。
てっきり30分も歩けば採れるんだろうと、これまた勝手に予想していたんですが、獣道のような斜面を登り、沢を渡り、岩を登り…。なるほど、長靴では絶対に無理でした。
休憩を取りながら歩くこと1時間以上、ようやく黒キノコがある場所に到着。多郎兵衛旅館の若旦那、お宝を手にしてご満悦の図。じつは多郎兵衛旅館とは親戚同士なので、彼とは従兄弟同士ということになります。
後半に続く。