
9月30日に栗駒山へ登ってきました。今年は例年よりも1週間~10日間ほど紅葉が早く、頂上付近は既にピークを過ぎていました。標高1,200~1,300M付近は今が見頃。今週末ならギリギリ間に合うかもしれません。

昭和湖にて。須川温泉の源泉側にある登山口から徒歩60分ほどで昭和湖に到着。途中に何カ所か急な登りがある程度で、登山と言うよりはハイキングの感覚で登れます。ちなみに現在、昭和湖では仮設トイレの建設中。
中野さんのブログでもこのトイレについて書かれてありましたが、こんな山の上に2,700万円もかけてトイレが必要なのかと小一時間…。男の人ならそのへんで済ませばいいけど、女性の方だとやっばり必要なのかな、とか思ったり。まあ、これだけ訪れる人が多い観光地で、登山道も整備されている。そう考えると、やっぱりトイレは必需品?。

昭和湖の辺りは抜群に綺麗でした。厚い雲に覆われていてお天気は残念なことになりましたが…。朝の10時頃から登り初めて、須川温泉の駐車場に降りてきたのが午後の2時半。今回は昭和湖のちょい上までしか登らなかったので、歩いた時間は2時間半、撮影に2時間ほどという感じでした。

撮影の装備はこんな感じ。今回は一人だったので万が一の事を考え、厚手のトレーナー、タオル3本、固形燃料、懐中電灯、鉈、チョコレート、ビスケットなんかもリュックに入れていきました。下界ではまだトレーナーなんて不要ですが、山の上はかなり冷え込むので、もしも一夜を明かすなんてことになったら寒くて大変です。あと、鉈は木の枝を切るとき(焚き火用)に必要で、熊と遭遇したときには武器になります(素手よりは刃物で応戦した方が生き残る確率が高くなる!)。これらの物を、お昼御飯用のおにぎり2個と飲み物と一緒にリュックに詰めます。熊除けの鈴と笛も必需品です。
あとはレンズ5本、カメラ2台に三脚、レリーズ、フィルター等の小物を色々。リュックとカメラバッグで背負う荷物は10キロ以上になります。けっこう重いのでなかなか大変。撮影は体力勝負です。三脚はSLIKのプロシリーズ、3ウェイ雲台。以前はもっと軽い物を使用していましたが、今のカメラを使うようになってからはドッシリとして、ある程度は重さのある三脚を使ってます。
※この時期の栗駒山は登山客も多く、登山道も整備されているので遭難の心配はまずありません。靴もトレッキングシューズや履き慣れたスニーカーでも登れます。