10月9日(火)須川湖まで行ってきました。
午前中から大型バスが次々と登って来ては、こちらの須川湖で小休止。
皆さん思い思いに散策をしたり、写真を撮ったりしていらっしゃいました。
栗駒山が見ごろを迎え、こちらは今週末が見ごろを迎えるでしょうか?
山の向こうから来る雲を暫し、湖の畔で眺めてきました。
うっすらと紅葉し始めた湖畔を、ぐるりと周遊して来たかったのですが何かと忙しいこの季節、それは紅葉後、冬季閉鎖間際の楽しみにとっておくとして、次に泥炭地に向かいました。
須川湖よりほど近い泥炭地。
ここは、標高1,050mの高層湿地で、植物の遺体が未分解のまま堆積して泥炭地を形成している地域で、1万5千年以上前の最終氷河期から4メートルも堆積しているそうです。貴重な自然遺産として今も学術調査がされていると標識に書かれてありました。
そしてこれが、ここ泥炭地で見ることができる「シラタマノキ」。
かわいい、スズランのような花?が咲いていました。
標識には、花期は7月~8月、9月に白い玉状の実がなると書かれてあったので、果たしてこれは花なのか? 実なのか ? でもかわいい ♪ といった具合に写真をとってきました。
花が咲いているすぐそばには、30センチ以上の足跡が数か所ついてあり、少しドキドキしながら辺りを見渡し、リュックにつけてあった をおもむろに鳴らしてみたりしました。
しばらくして数名の観光のお客様が歩いてきたので少し安心しながら散策。
2008年の岩手内陸地震があった際こちらの遊歩道もガタガタになっており、ここもやられたかぁとさみしい気持で帰った覚えがありますが、今はきれいに整備されていました。
帰りがけに、ススキと泥炭地と山との写真。
ちょうどいい具合に道脇のススキが倒されていたので(たぶん獣の寝床)そこで一枚。
ちょっぴりスリリングな、散策時間でした。