先日、こけし工人組合の方々に当館をご利用いただきまして、皆さん自分が作っているこけしをお持ちくださいましたのでご紹介をしたいと思います。右端から、三春文雄さん、川連の良二さん、沼倉孝彦さん、菅原修さん、高橋雄司さん、佐藤達夫さん、小野寺正徳さん。真ん中は由利本荘市で作っていて鳴子系のこけしで首が回せます。それ以外は、木地山系のこけしで、湯沢市でつくられているものですが、どれ一つとして同じ顔がありません。絵柄も様々です。今は、犬っこ祭りの時にこけし展が、毎年開催されており、こけしファンの中では有名なイベントの一つとなっているようです。
山があり、温泉があり、冬は農閑期で湯治場として利用されたここ小安峡温泉でもこけしが、お土産の一つとして購入されていました。
今でも当館の館内には、至る所の片隅に見守るがのごとく、こけしたちがおります。