朝散歩。宿を出発して小安温泉界隈をぐるり一周約5kmの距離。今朝は、風が強く少し寒く感じる朝でしたが、温泉内の雪がどんどん溶けていて、全体的に今までよりも広く感じた朝散歩でした。
少しずつではありますが、木々にも春が来ているようで、こちらは、『アブラチャン』という花です。夏に緑色の実をつけ油分が多いため、むかしは、薪炭として使われたそうです。
見にくくて分かりにくい画像ですが、『イワウチワ』が渓谷沿いに今盛んに咲いています。左手奥に見えるのは宿脇を流れる女滝沢の滝です。近くまで行って写真を撮りたかったのですが、なにせ断崖絶壁。落ちたらひとたまりもありません。5月の連休あたりになれば女滝沢遊歩道も歩けるようになると思います。そちらにもイワウチワが沢山あったはずなので、また正面から見てみたいと思います。小安峡の散策もいいですが、女滝沢遊歩道のトレッキングもおすすめの散策コースです。
今日の河原湯橋から見た大噴湯付近。来週からは、小安峡の歩道の清掃と手すりの設置作業が始まるようです。まだ入り口付近には雪が残っているので、渓谷下に降りていけるのは、もう少し先になりそうです。
ブナの木も芽吹きはじめました。気温が上がれば来週にも葉が開いてくるような、そんな気配がする小安峡温泉です。木々が芽吹く季節は、春紅葉の季節でもあります。秋の紅葉とまた違った萌え~っとした世界が、日々変わり、それを眺めるのもまた楽しい季節でもあります。