昨年の初冬頃から実をつけ始めた我が家の万両。今年は実が小さいかなと冬の間は、玄関で経過観察していましたが、この季節になりようやくいつも通り、赤々としたしっかりした実となりました。
そろそろ外へ出しても霜にあたる事も無く大丈夫かなと思って出したところ、
あれよあれよという間に鳥さんに食べられてしまいました。
あと一週間もすれば、ここ小安峡温泉の木々も芽吹き、そしたらこの実にも見向きもしなくなるだろうなとのんびりとその様子を見ておりましたが、玄関先の外に出して1週間も経たぬうちにきれいさっぱり、今年はすべての実をついばんでいったのでした。いや見事。年によっては、この実を欲しいというお客様へ持っていってもらったり、勢い余った鳥が、自動ドアのガラスを突き破って飛んできたりもした年もありました。ついばんでいる鳥を調べてみたところ、どうやらこの鳥は、ウソ という渡り鳥のようでして。ウソが長居すると、桜の花も被害にあったりするんだよね~と宿のスタッフの一人が話しておりました。
今日は、4月1日、エイプリルフールでウソのような本当なお話、お後がよろしいようで。
宿では、春一番の旬菜 ばっけ(ふきのとう)や温泉の熱を利用して栽培されているフォレストファームさんのタラの芽が届いており、天ぷらで春の味覚を楽しんでいただいております。