こちらでは「みずのこぶ」と呼んでいますが、秋になるとミズ(ウワバミソウ)の節の部分が膨らんで球状の芽になります。この部分を塩漬けにし、酢の物やおひたし、漬け物等に調理しお客様にご提供しております。この写真は昨日、地元で採れたみずのこぶを撮影したものです。
ミズは独自のシャキシャキ感と滑りが特徴で、山菜特有の苦みやクセが少ないので、山菜料理が苦手という方でも美味しく頂けるのではないかと思います。春~夏は茎の部分を煮付けや炒め物に。茎の部分は細かくたたいてトロロのようにして食します。
ウワバミソウは渓流沿いの湿った斜面に群生することが多く、春~秋まで楽しめる人気の山菜です。「ウワバミ」とは巨大な蛇という意味で、いかにも大蛇が出没しそうな場所に群生していることからこの名が付いたそうです。