
写真左奥)栗たけ 中央奥)さわもたし 左)ヒラタケ 手前)なめこ
茸のシーズンもそろそろ終わりを迎えようとしています。収穫された茸は下ごしらえ(水洗い、湯通し等)をした後、地元の缶詰工場へ持ち込み瓶詰や缶詰に加工して保存しておきます。茸の種類により塩漬けにして保存するものもありますが、沢もたしやナメコ等は缶詰にすることで風味も損なわれずに長期保存が可能となります。
こちら皆瀬地方では、一般の家庭でも山で採ってきた茸や山菜を缶詰にして保存しておくことはごくごく普通のこと。都会では考えられないことだと思いますが、秋に採れる茸類や春に採れる山菜は大切な保存食なのです。缶詰にしておけば、食べたいときに缶を開ければ少量ずつでもお料理に使えるのでとても便利。雪深い深山ならではの風習ですね。