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前回の続き。
![]() 天然物の黒キノコはこんな感じで生えている。こちらでは黒キノコと呼んでいますが、正式には「しし茸」と呼ぶのだそうで、ネットで検索すると「幻のキノコ」と呼んでいる人もいるらしい。※高級食材として高値で取引されているそうです。 ![]() 栗田さんは慣れた手つきで茸を採っていく。じいちゃんと呼ぶには失礼かもしれないけれど、とても70歳には見えない若々しさ。昨年は田んぼで熊に食われる!という大事件に遭われた栗田さん。いや、食われたんじゃなくて腕を「かじられた」程度で済んだのだけど、入院もせずに片手で軽トラを運転していたという猛者である。 ![]() 山の奥にはいろんなキノコが生えている。見るからに美味しそうなこのキノコ。バターで炒めて醤油をかけて食べたら最高ではないだろうか。しかし、どんな種類のキノコなのかわからない。わからない=食べるな、というのが鉄則で、うっかり毒キノコ食べてしまったら洒落にならない。シビれてからでは遅いのである。山は食材の宝庫だけれど、デンジャラスな食材の宝庫でもある。ところでこの茸の名前をご存じの方がいましたらぜひ教えて下さい。 ![]() 栗田さんが飼っている犬と戯れるの図。決して喧嘩しているのではありません。この子がじつに賢くて、道案内もしてくれるし、危険をいち早く察知してくれる。熊除けには最高かもしれません。 ![]() 栗田さんが生えている場所を見つけていてくれたのでこんなに沢山採れたのであって、普通の人では見つけることすら出来ないのではないかと思います。往復で約5時間の山歩き。帰りは膝が痛くなってロボットのような歩き方をしていたのは秘密です。翌日の筋肉痛が心配でしたが、意外と平気で膝の痛みも無く、予想外の結果に自分でも驚いています。まだまだ30代、トーチャン頑張るぞ。
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by m_kurabu
| 2009-09-28 13:37
| 食材・山菜・茸
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![]() 赤く色づいたモミジと大湯温泉付近の紅葉。上小鳥谷橋付近にて。2008年10月25日撮影。 ![]() 上小鳥谷橋付近にて。2008年10月25日撮影。 ![]() 茸シーズンの終盤に採れるムキタケ(剥茸)。上小鳥谷橋付近にて。2008年10月25日撮影。 ▲
by m_kurabu
| 2008-10-26 00:07
| 自然
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![]() 写真左奥)栗たけ 中央奥)さわもたし 左)ヒラタケ 手前)なめこ 茸のシーズンもそろそろ終わりを迎えようとしています。収穫された茸は下ごしらえ(水洗い、湯通し等)をした後、地元の缶詰工場へ持ち込み瓶詰や缶詰に加工して保存しておきます。茸の種類により塩漬けにして保存するものもありますが、沢もたしやナメコ等は缶詰にすることで風味も損なわれずに長期保存が可能となります。 こちら皆瀬地方では、一般の家庭でも山で採ってきた茸や山菜を缶詰にして保存しておくことはごくごく普通のこと。都会では考えられないことだと思いますが、秋に採れる茸類や春に採れる山菜は大切な保存食なのです。缶詰にしておけば、食べたいときに缶を開ければ少量ずつでもお料理に使えるのでとても便利。雪深い深山ならではの風習ですね。
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by m_kurabu
| 2008-10-25 00:23
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![]() 天然のさわもたし(ナラタケ キシメジ科)。湯沢市皆瀬、鳥谷地区にて。2008年10月9日撮影。 ![]() 茸もシーズンを迎え、小安峡温泉周辺でもブナハリタケやナラタケ、なめこ、舞茸等が採れるようになってきました。 ![]() こちらは天然のナメコ。まだ少し小粒でした。湯沢市皆瀬、鳥谷地区にて。2008年10月9日撮影。 ▲
by m_kurabu
| 2008-10-11 16:39
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![]() ご家庭でもお馴染みの舞茸(マイタケ、サルノコシカケ科)。食用の茸として親しまれ、現在では人工栽培も盛んに行われていますが、天然の舞茸は珍しく、誰にでも簡単に採れるというものではありません。写真の舞茸は近所に住む地元のおじいちゃんが山で採ってきたものを頂いたものです。2008年9月28日撮影。 ![]() こちらはアケビの実。当館近くの山で採れたものを撮影したものです。アケビの実の部分はゼリー状で甘みがあるため、古くから子供の「おやつ」として親しまれてきました。皮の部分は炒め物や天麩羅などで食します。最近では都心のスーパーなどで栽培物のアケビが出回るようになりました。2008年9月28日撮影。 ▲
by m_kurabu
| 2008-10-01 00:45
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朝晩の気温が10度前後になり急に寒くなってきましたので、先週より館内に暖房を入れております。日中は20度前後まで気温が上がりますが、朝晩は冷え込みますので、小安峡温泉にお越しの際にはトレーナーやセーター等、厚手の上着を何枚かお持ちいただくと良いかと思います。
![]() 小安峡の紅葉はまだまだ先ですが、山では茸がシーズンを迎えつつあります。上記写真は昨日、当館にて撮影したものですが、これらのお料理には全て地元の山で採れた茸を使用しています。 ![]() かのかの田舎煮。正式名称はハリタケ科の「ブナハリタケ」という種類の茸。山形や秋田では「かのか」と呼ばれています。 ![]() みずのこぶの山海和え。 ![]() さわもたしの香味炒め。地方によって様々な呼び名がありますが、こちらでは「さわもたし」と呼ばれています。正式名称はキシメジ科の「ナラタケ」という茸です。 ▲
by m_kurabu
| 2008-09-29 01:00
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